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[2017/10/19]

CAPおとなワークショップ「安心・自信・自由」のチェックで子どもは自分を守りだす 生活・経済・教育

権利を守るために「嫌だ」って言っていいんだよ

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  • 地域特派員

地域特派員

えむちゅん

えむちゅん

藤沢に住んで16年目になります。海の近くに生息する?あったか〜い人々に囲まれながら、2人のお母さんもやってます♪記事を読んでくださった方がアクションを起こしたくなるようなそんなHotな情報をお届けしようと思います!

前々回取材させていただいた、CAPかながわさん主催の講演会を聴講して、CAPさんの活動をもっと知りたくなり、早速CAPおとなワークショップに参加してきました。
2017/9/15記事⇒ 「子どものレジリエンスを高めよう!」CAPかながわ20周年公開講座に行ってきました!
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今回参加したのは、
特定非営利活動(NPO)法人 CAPかながわ 20周年記念事業 第3弾 公開無料講座
「子どものレジリエンスを高めよう〜CAPおとなワークショップから考える〜 小学生プログラムの体験」です。横浜市健康福祉総合センターの会議室で行われました。

「安心」「自信」「自由」の3つの権利を守る

まず、CAPの活動の肝である「人権」についてのお話から始まりました。
人間は生きるためにどうしても必要な権利を「人権」といいます。
これは誰もが持っていて、守らないといけないものです。
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特に子どもが持っている3つの権利 “安心”  “自信”  “自由” は、とても大切なもの。
子どもたちみんなが当たり前に持っているもの。なぜなら、持っていないと生きられないから。
だからもし、それを誰かに奪われそうになったら、奪われないように行動して良いのですよ。
そんな魔法の言葉をかけられてから、

続いて実際に小学生に行っているプログラムを 3人のスタッフさんが少し見せてくれるそう。どんなことをするのか、ちょっとワクワク。
防犯・暴力のお話だから、ちょっと怖いんじゃないか、ちょっとドキドキ
きっと小学生の子どもたちもこんなふうに思いながらプログラムを受けるのかもしれないな と思いました。

自分がとるべき行動と考え方を理解できれば、もう怖くない!

実際起こりそうな次の3つのケースの寸劇をしてくれました。
■ いじめ
■ 誘拐
■ 性被害
怖がりな私は少し身構えましたが、スタッフさんが劇を始める前に、
これは、劇ですよ。だから、劇が終わったら拍手をしてください」と言ってくださったんです。この効果がスゴイ!
だから、ちょっと怖い・・・と思った怖がりなお子さんがいたとしても、大丈夫。
みんなでパチパチと拍手することで、その場の空気がガラッっと盛り上がるものに変わってしまうんです! (明るく演じてるので普通の怖がりでないお子さんは問題ありませんよ〜)

だから「本当に こんな目にあったら怖い、どうしよう」という感情にとらわれずに、
そのケースの「考え方」と「対処方法(自分がとるべき行動)」が分かり理解できたことは”もう怖くない”のです。

“うちの子は怖がりだから、そういうのを見るともっと怖がってしまうのではないか?”
という不安、私もよーく分かります! 怖いことって、頭から離れなくなってしまうんですよね。

でも、そういうお子さんには、安心できる先生や仲良しの友だちの横で見るなど、配慮もしてくれるそうです。そして実は、そういうお子さんにこそ知らせておいた方が良い情報なのかもしれないのです。
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先程「考え方」を教えてくださると書きました。
これはCAPの3つの権利「安心」「自信」「自由」のことです。
「今のケースは「安心」だったかな?「自信」はどうだったかな?「自由」はあったのかな?」
ひとつひとつチェックしていきます。

これが、普通の防犯教室と違うところだそうです。
普通の防犯教室は、「こういう場面はこうしましょう」と教えてくれます。でも全てのケースを教えることはできませんね。
しかし、この3つの権利でチェックすれば、教えたケース以外の どんなケースでも「抵抗すべきものなのかどうか」子どもに分かりやすいのです。
この権利が守られない時は、それが大人であったとしても”「嫌だ」と言っていい”ということを伝えているそうです。

共通の認識自体が防犯ではないかと思う

実際にCAPのワークショップを受けた後、そのクラスの教室内で、
「それは、安心・自信・自由を奪ってるよ!」 と子どもが指摘し、
言われた子どもが初めてそれに気が付いて、問題行動をやめたというケースもあるとか。
共通の認識って大切ですよね。

なので、CAPのプログラムは小学校で行う場合、事前に
■ 保護者のワークショップ
■ 教職員のワークショッブ もセットで子どもワークショップの前に行われるそうです。
これはとても大切だと思いました!子どもが勇気を出して大人に相談した時に、受け止める体制ができていないと意味がないのです。共通の価値観を持つからこそ活かされる内容なので、
できれば地域の人にも、全ての大人に一度聴いてもらいたいと思いました。
実際、加害者が身近な人だったり、被害者が男の子だったりすることも珍しくないので(考えている以上にこのケースは多い)
子どもたちには「信じてもらえなくても諦めないで、信じてくれる大人に出会うまで話すこと」と伝えているそうです。
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■ 「安心」「自信」「自由」は守るべきもの。
■ 人の「安心」「自信」「自由」は奪ってはいけない。
この2つのことを大人も子どもも認識すること自体が防犯になり、
より成熟した社会に向かっていくことを願ってやみません。

※ 「CAPかながわ」のワークショップを学校や地域で呼んでみませんか? (幼児・中学生向けもあります)
また一緒に活動するメンバーも募集中だそうです。下記の公式サイトをご覧ください。

特定非営利活動(NPO)法人 CAPかながわ 事務局
http://cap-kanagawa.org
Tel 045(730)3325 (月・水・金 14時〜16時) / Fax 045(730)3326 (24時間受付)

特定非営利活動(NPO)法人 CAPかながわ 20周年記念事業 第4弾 公開無料講座
子どものレジリエンスを高めよう〜CAPおとなワークショップから考える〜
[日時]
就学前プログラムの体験 2017年11月10日(金) 10:00〜11:45 定員24名
[場所]  横浜市健康福祉総合センター9階 会議室
[申し込み] 詳細はCAPかながわ公式サイトをご覧ください。公式サイトの問い合わせから申し込みできます。⇒CAPかながわ 公式サイト

子どもへの暴力防止のための基礎講座in 埼玉 (有料)
[日時] 2017年11月17日(金)10:30〜18:30 18日(土)19日(日)9:30〜17:30
[場所] 生活クラブ生協 北本生活館 (埼玉県北本市中央4-67)
[主催] NPO法人 CAPセンター・JAPAN
[申し込み] 詳しくは⇒http://cap-j.net