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[2017/06/05]

開高 健・城山三郎 週末だけの二人展 文化・スポーツ

「開高 健記念館」と「茅ヶ崎ゆかりの人物館」で開催中

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  • 地域特派員

地域特派員

アルテ

アルテ

昭和の生まれ。茅ヶ崎在住。 テレビを持たない生活を送っています。

同時代を生きた二人の文豪の仕事場が茅ヶ崎にありました。

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開高 健と城山三郎。
この二人の軌跡を紹介する企画展「開高 健・城山三郎二人展」が「茅ヶ崎市 開高 健記念館」と「茅ヶ崎ゆかりの人物館」で、9月30日(土)まで開催中です。

茅ヶ崎駅から少し離れた海岸のすぐ近くに開高 健の仕事場がありました。仕事場から海は見えませんが、静かな時間帯には波の音が聞こえそうな、海を感じながら過ごせる場所。

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開高 健の仕事場

その開高 健の仕事場のあった邸宅が現在の「開高 健記念館」です。ここには開高 健に関する資料が、そして「開高 健記念館」に隣接して建てられた「茅ヶ崎ゆかりの人物館」では城山三郎の資料が展示されています。

開高 健は芥川賞作家。
1930年大阪市生まれ。
1974年、44歳の時に茅ヶ崎に移り住み、89年に58歳で亡くなるまで文筆活動を行いました。

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城山三郎は直木賞作家。
1927年名古屋市生まれ。
1957年、30歳の年の瀬に名古屋から茅ヶ崎に転居。2007年に亡くなられています。

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茅ヶ崎駅にて 写真提供井上紀子さん

二人の作家の生前の交流はほとんど知られていませんが、城山三郎没後10年になる今年に行われているこの企画展に、城山三郎の次女で文筆家、井上紀子さんから「最後の来訪」というメッセージが寄せられています。10年前に城山さんが、開高 健記念館を訪れた時のエピソードです。城山さんは、入り口に刻まれた開高 健の言葉「入ってきて人生と叫び 出ていって死と叫ぶ」や、展示品一点一点に「ほ、ほお、彼らしいね」と目を細めながらじっくり閲覧。「その2ヶ月後に、父はそのまま開高さんのもとへと旅立った」とありました。

「開高 健記念館」では、この会期中は展示替えをせずに常設展示を行なっています。

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ビデオの中では仕事場でインタビューを受けています

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1964年には「アジアの戦争を見届けたい」と南ベトナム入りする

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装丁も美しい著書の数々

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茅ヶ崎の名店「ジンギスカン」にロマネ・コンティを持ち込んだこともあるという美食家

「茅ヶ崎ゆかりの人物館」の展示室内には、城山三郎が1992年から仕事場にしていたマンションの様子が再現されています。なんと、茅ヶ崎駅南口駅前のマンションの一室の窓からは海が一望できたようです。最近、競うように建てられている南口周辺のマンションの上の階に住む人たちもこんな眺めが堪能できるのでしょうか。

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城山三郎の仕事場

2005年頃に名古屋で行われた講演会のビデオが流れる

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「城山三郎湘南の会」会員の選んだ5作品

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空手、ゴルフ、スケッチ、旅行・・・と趣味も多彩

茅ヶ崎の仕事場で海を感じながら文筆活動に励んだ二人の作家の仕事と趣味、日々の暮らしを知ることのできる良い企画展だと思いました。

両館とも、開館日は週末のみ(金・土・日・祝祭日)。
9月30日までやっているからまだ大丈夫・・・と、うかうかしていると行きそびれてしまうのでご注意くださいね。

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茅ヶ崎駅前からコミュニティバスが出ています

帰りは海沿いのサイクリングロードを歩くといい気持ちです。
運が良ければ富士山がよく見えます。

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左手は海と砂浜

ふと気づくとおしゃれなお店が増えつつある一中通り沿いにある「ダブルドアーズ」(元・パシフィック・デリだった場所にある)で、モヒート休憩をとってから家路に着きました。
今年、初モヒートです!

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犬を連れて入店OKのお店

「開高 健・城山三郎二人展」

開催地:茅ヶ崎市東海岸南6-6–64
■茅ヶ崎市開高 健記念館 電話:0467-87-0567
http://kaiko.jp/kinenkan/
■茅ヶ崎ゆかりの人物館  電話:0467-81-5015
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/bunka_rekishi/1020607/

会 期:9月30日(土)まで
開館日:金・土・日・祝祭日(臨時休館あり)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
観覧料:各館200円(両館共通観覧券300円)