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[2017/03/30]

鎌倉紅谷代表取締役社長 有井宏太郎さん 生活・経済・教育

“鎌倉を知ってもらえる存在”を目指して “人の和”を大切においしいお菓子作りを

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  • 連載コラム

1979年鎌倉市生まれ。2001年に入社し、2008年、28歳で代表取締役社長に就任。スタッフとの交流を大切にし、建長寺のかるた大会も近年の恒例に。「みんなで練習します。でも僕は1回勝てただけでした(笑)。副社長はベスト8でしたよ」。情報発信にInstagramやFacebookなどSNSを活用中

鎌倉でお馴染みの「クルミッ子」。クルミとキャラメルが絡み合った甘さとほろ苦さがたまらない、人気の銘菓です。作っているのは鶴岡八幡宮の前に昭和29年創業の紅谷。4月1日から社名を「鎌倉紅谷」に改めます。
「鎌倉の企業であることをより意識し、今親しまれている呼び名を社名として浸透させていきたい」と代表取締役社長・有井宏太郎さん。
今も職人の手による部分が多いお菓子作り。「我々は〝手作り〟にこだわっているんじゃない。〝味〟にこだわった結果が手作りなんです」。さらに、「スタッフがハッピーに働いていないと、お菓子にも絶対どこかに出ちゃうんですよ」。そこで大切にしているのが〝人の和〟。
「和気藹々(わきあいあい)ではなく、切磋琢磨(せっさたくま)し、仲間とプラスのものを生み出せるということです」。
入社当時、40人ほどだった従業員は現在約150人に。「人数が増えた分、スピリットを受け継ぐには、より意識を高めないと」と、社内報作りで情報共有に努め、スタッフの誕生日会を開催するなどして、コミュニケーションを図ります。
社長になり10年目。就任早々、クルミッ子の包装紙を源頼朝のデザインから一新し、今では評判に。アイデア豊かに季節限定商品の開発にも力を入れています。「この春は、段葛(だんかずら)の桜をイメージした『雪ノ下の桜』というパウンドケーキを販売しています。お菓子から鎌倉の四季を感じていただきたいです」。目指すは「弊社を通して鎌倉を知ってもらえるようになること。世界に通用する、日本を代表するようなお菓子を作れればと思っています」。
おいしいお菓子で笑顔の輪を広げます。
(増田誠子)