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[2016/07/14]

湘南から世界へはばたくアスリートを応援!「輝け! 湘南アスリート」 文化・スポーツ

この夏、リオへ!

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楽しめれば結果はついてくる
セーリング女子49erFX級リオ五輪日本代表
宮川惠子選手(和歌山セーリングクラブ)

「乗っているだけで楽しいです」と笑顔で話す、セーリング女子49erFX 級の宮川惠子選手。女子49erFX 級はリオ五輪からの新種目。最高速度は時速40㎞ほどとほかのヨットに比べてスピードが出るのが特徴です。ペアを組むのは、同じ寅年で一回り下の18 歳、髙野芹奈選手。昨年3 月の合宿で出会い、10 月にペアを結成。約半年後の今年3 月にはアジア選手権大会で優勝し、リオ五輪の切符を手にしました。「この船は2 人で走らせるので、2 人が同じ感覚で船の状況をとらえられるかが大事。こんなに感覚がピッタリ合うと思ったのは初めて」と信頼を寄せます。
宮川選手は競技歴21 年目と、経験豊富。セーリングをしていた父の影響で小学3 年生から江の島でヨットを始め、ジュニア時代から頭角を現わし、大学卒業後はナショナルチームに選抜。しかし、スポンサー探しが難航して活動の目途が立たず、さらに「勝つことばかりを意識してヨットが嫌いになっていたころ。力の限界も感じていました」。競技から離れ、ユースコーチの道へ…。そこで、今指導を受ける鈴木國央コーチに出会い、「まだ上を目指せると思ったんです」と2 年後の2012 年に競技に復帰。以後、国体で活躍し、セーリングスピリッツ級3 連覇中です。
「復帰後、毎年一番になれるよう勝負のレースをしてきたことが最終選考での勝負強さにつながったと思います」。身長152㎝の小柄な体の奥に強い気持ちをたたえます。「楽しんでやることが一番。そうしたら結果がついてくる。これが今までの競技生活で思ったことです。私たちは海外選手に比べて体格が小さい分、風が弱い時は有利。風を味方に入賞を狙いたいです」。
(増田誠子)

セーリング女子の「49erFX 級」ってどんな競技?

「49er(フォーティーナイナー)FX 級」は、女子の2 人乗りのセーリング競技。男子の49er 級と同じ全長4.99m、幅2.90 mのヨットを使いますが、マストの高さと帆の面積は小さくなっています。スピードが出るとされ、注目の新種目です。