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[2016/06/23]

湘南から世界へはばたくアスリートを応援!「輝け! 湘南アスリート」 文化・スポーツ

この夏、リオへ!

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  • 連載コラム

感謝をメダルという形に変えたい
セーリング男子49er級リオ五輪日本代表内定
高橋賢次選手(トヨタ自動車東日本)

「選手としての25 年間のすべてを注いで、家族をはじめ、今まで支えてもらった人たちへの恩返しをメダルという形に変えたいです」と言葉に力を込め、熱い思いをにじませる高橋賢次選手。3 月のアジア選手権大会に優勝し、セーリング男子49er 級日本代表としてリオ五輪行きを決めました。「まだ通過点。今回は出ることが目標ではなく、リオに行って結果を残すぞという覚悟で、ロンドン五輪後ずっと活動してきましたから」。
最終のメダルレースに進めず、悔しさが残ったロンドン五輪。「実は、離れ離れになっている家族のことなどを考えて引退しようかと思っていたんです。でも、負けた悔しさの方が勝ってしまって」。共に戦った牧野幸雄選手と2 度目の五輪に挑むことに。「互いに人間ですから、食い違う部分もあり、七転八倒することはありました。でも、世界の頂点を取るという目標は二人とも同じ。どれだけぶつかり合ってもそこはズレがない。間違いなく勝ちにいけるチームだと思います。一緒にやってきたこの8 年間のすべてを出し切った時に結果がついてくる楽しみを早く味わいたいです」。
父親に連れられてヨットクラブに行ったのをきっかけに小学3 年生から始めたヨット。「中学までは中途半端な結果で、もやもやが残っていて。今思うとこれが原動力ですかね。そこで満足できてたら今はないと思います」。思い返せば、悔しさや苦しさを前に進む力にしてきました。
「社会人になってからも五輪に向けて活動させてもらえていることに感謝しています。ヨットは人生の一ページというか、一ページどころじゃないですね」。リオの風を受け、新たなページにどのような物語を書きつづるのでしょう。
(増田誠子)

セーリングの「49er 級」ってどんな競技?

「49er(フォーティーナイナー)級」とは、全長4.99m、幅2.90 mのヨットを使う、2 人乗りのセーリング競技。主に舵を取る役割の人が“スキッパー”、バランスを取る人が“クルー”と呼ばれます。2 人の息が合うことが重要になる種目です。