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[2016/02/25]

湘南から世界へはばたくアスリートを応援!「輝け! 湘南アスリート」 文化・スポーツ

この夏、リオへ!

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  • 連載コラム

すべては負けたくない一心から
男子50mピストル射撃リオ五輪日本代表
松田知幸選手(神奈川県警察)

3 大会連続でオリンピックに出場する、男子50 mピストル射撃リオ五輪日本代表、松田知幸選手(神奈川県警察)。「射撃は我慢が必要。欲を意識から落とし、的を撃つという同じ動作を繰り返すことが競技の難しさ。メンタル的に動揺すると体が硬直して銃が揺れてしまうんです」。意識と感覚を研ぎ澄まして挑むメンタルスポーツ。「でも、元々は落ち着きがあるタイプではなく、ただじっと撃つ射撃は好きではなかったんですよ」。
警察学校の必須授業で始めた射撃。成績がよく特別訓練員に選出されるも、「県警のチームでは“ ドベ”。低迷していました。ただ、人に負けるのだけは嫌で」。「負けたくない」の一心で練習に励む日々。「でも訓練の時だけ一生懸命やっても勝てない。なので、これを食べたら強くなるかなとか、食事の時もお風呂の時も常に考えるようになったんです」。5、6 年経ったころ、成績が上昇。「練習だけが上達の道じゃない。日々のすべてが射撃につながる」。どっぷりと競技生活に身を置き、「性格もだいぶ変わった」と話します。
「思っていれば夢はかなうって言われてもパッとしなかったんですけれど、本当にそうなんだなって。こんなに夢中になれるものに出合えて幸せ。今は辛い努力も楽しさに変えられています」。
「特別な大会」というオリンピック。「でも行く上では何ら変わらない一つの試合です」。夢に見た北京、結果を出したかったロンドン、そして3 度目となるリオ。「出るからには一番を目指すのが私のスタンス。そして東京につなげたいです」。
「自分をコントロールして自分に打ち勝った時の喜びは格別なものがある」。その歓喜をこの夏、世界の舞台で!
(増田誠子)

「射撃」ってどんな競技?

160227-24動いている標的を撃つのが「クレー射撃」、止まっている同心円上に点数の書かれた的を撃つのが「ライフル射撃」と「ピストル射撃」。男子50 mピストル競技では50 m先の的を1 時間30分で60 発撃ち、点数を競います。