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[2016/09/01]

母娘で始める 終活 (湘南 2016年9月3日1404号・平塚495号) 生活・経済・教育

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人生の終えん時に家族や周囲に負担をかけないよう、“元気なうちに”準備する「終活」。今回は「湘南リビング新聞社」の編集部員が、70代の母を連れ、エンディングプランの専門家に話を聞きました。「終わりよければすべてよし」―親子でこれからの「生き方」と「逝き方」を考えてみませんか。

編集部員が母を連れて専門家に取材


 

 

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独身だったり、子どもがいない、あるいは健康面に不安を抱えている人など、比較的若いうちから考え始める人もいます。終活を始めるのに年齢は関係ありません。「必要だ」と思い立ったときに始めてください。
問題を先延ばしすると、気付いたら認知症が進み、話し合える状態ではなくなったというケースや、故人の意思表明がなかったために、「遺族間でけんかになってしまった」ケースも。子からすれば、聞きにくいこともあると思いますので、まずは「終末期の医療」や介護の希望を聞いてみてはいかがでしょう。「認知症になったらどうしてほしいか」「危篤になったら延命措置を希望するか」などは、親が健康な時にこそ聞いてもらいたいことです。

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「終活」の第一歩として活用されているものに「エンディングノート」があります。自分の過去を振り返ったり、将来やりたいことを記入します。「老い」は必ずやってきますから、その時に備え、自分はどうしてもらいたいかなどを書きしるし、実践に移す前の下準備をします。「書くこと」で家族や友人とのつながりの大切さが見えてきます。ただし、書くだけで安心してはだめ。エンディングノートが計画ならば、実践に移すことが大切です。

また生前整理も重要です。残された家族に遺品などの片づけの負担をかけないためです。現状の把握ができ、今後の暮らしに何が大切かを知ることができますし、加齢で整理整頓する気力や体力が低下する前に、不要なものを処分すれば、快適な生活空間を作り出すことができます
葬儀やお墓についても一度は話し合ってください。菩提寺などがある場合は、亡くなったらすぐに連絡を取らなければいけません。お寺抜きで葬儀を行うと、お墓に入れなくなることがあります。最期を迎えた後では、自分で何もすることができませんから、家族が迷わないためにも意思表示しておくことが必要です。

 

こんなトラブルも…

準備が不十分だったりすると残された人に迷惑がかかることも。

ケース1  真夏の孤独死
妻に先立たれた、ひとり暮らしの74歳男性が真夏に突然死。知人がポストに入ったままの朝刊に気づいて翌日発見されたものの、片づけられていない室内で、遺品整理をするのは至難の業。調査の結果、北海道に住む相続人を探し出すまでに何カ月も時間を要した。

ケース2  お墓を継ぎたくない
父親の相続でもめた長男と次男。何とか遺産分割協議がまとまり、相続手続きは終了したものの、今度はお墓の継承を巡り双方が拒否したため、再びもめることに。結局、次男が継承したあと兄弟は疎遠に…。

 

エンディングノートをプレゼント

武井敦司さん著書「終活を考えはじめた人のエンディングノート」(定価1620 円)を5 人にプレゼント。

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応募方法
ハガキ、ウェブで。下記の中から「終活」で聞きたいことを2 つ選んで、

①遺言の書き方  ②葬儀社の選び方
③葬儀の形について ④生前整理のやり方
⑤相続について  ⑥遺影写真の撮り方
⑦エンディングノートの書き方
⑧終末までにかかる費用
⑨お墓の相場   ⑩その他(自由回答)

〒住所・氏名・年齢・電話番号を明記し、〒251-0052 藤沢市藤沢462、日本生命藤沢駅前ビル4 階 湘南リビング新聞社「母娘で始める終活」係へ。 ※ 2016/9/16( 金)必着。抽選の上、当選発表は発送をもって


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取材協力・監修/相続よろず相談所
行政書士・ファイナンシャルプランナー 武井敦司さん
平塚市中原3-11-1 ☎0463-36-7111。http://takei-office.net/

終活で孤独死などの高齢者問題を解決しようと「終活サポー
ト湘南」という団体で活動しています。葬儀、遺品整理、介護
などの専門家が在籍。ぜひご相談ください。