• 最新情報
  • 習いごと

[2016/12/01]

楽友会 副理事長 落合 洋司 さん 生活・経済・教育

不登校などの子どもに“第三の場所”を 音楽・映像を学び社会へ─来年1月誕生

この記事をクリップする

  • 連載コラム

1972年鎌倉市生まれ。藤沢市在住。七里ガ浜高校卒業後、就職し、94年国際新堀芸術学院入学。98年卒業し、新堀ギター音楽院入社。一昨年、新堀ギターアカデミー代表取締役社長就任。一番楽しいのは「レッスンをしている時。ワークショップスペースの子どもたちとオーケストラを作ってコンクールに出たいです」

引きこもりや不登校の子どもたちのための〝第三の場所〟「ワークショップスペース湘南」が来年1月、藤沢市の新堀ライブ館にオープンします。運営するのはNPO法人楽友会。副理事長の落合洋司さんは、新堀ギターアカデミー代表取締役社長でもあり、「ギター教室で学校に行っていない生徒が増えていると感じ、学校や家以外の居場所が必要だと思ったのです」。
ワークショップスペースでは、NPO法人湘南市民メディアネットワークと共に音楽と映像を学べるプログラムを提供。
「音楽と映像は言葉をしゃべらなくていいんです。ただ、音楽は本人が音を出さないと始まらない。だから自然に自己表現ができ、音を出すことが会話になり、相手の伴奏に合わせて弾くことがコミュニケーションになるんです」。音楽に力があるとは実感によるもの。「約10年前に不登校だった教え子が、今では先生になり、演奏者としても活躍しているんです」。
さらに、「自分も思春期に大変思い悩み、就職しても達成感を感じられなくて。そんな時、加藤登紀子の『知床旅情』を聞いてギターに惹(ひ)かれ、看板で新堀を知り、先生のギターコンサートを見て、ピンと来たんです。音楽なんてやってなかったし、周りには才能ないからやめろと言われましたけど(笑)」。
音楽、そして音楽を通じての人との出会いによって今がある―。
「第三の場所は自分を発見できる場でもあります。慰問演奏などで人のためになっている自分を実感できる機会を提供し、学校に戻ることや、進学・就職をサポートしたい。社会とつながるきっかけを見つけてほしいです」。入会の詳細は、楽友会へ問い合わせを。☎0466(24)8380
(増田誠子)