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[2017/06/08]

林塗装店 代表取締役 林 澄雄さん 地域・観光・歴史

職人の地位・人材の底上げに努めたい─ 塗装業の振興に貢献 旭日双光章受章

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  • 連載コラム
1947年藤沢市生まれ。明治大学卒業後、林塗装店入社。88年同社代表取締役社長就任。2002年日本塗装工業会神奈川県支部支部長就任、10年から同支部常任相談役に。ほかにも数々の役職に就き、活躍。趣味は博物館や美術館へ出かけること。ゴルフもたまに楽しんでいるそう

1947年藤沢市生まれ。明治大学卒業後、林塗装店入社。88年同社代表取締役社長就任。2002年日本塗装工業会神奈川県支部支部長就任、10年から同支部常任相談役に。ほかにも数々の役職に就き、活躍。趣味は博物館や美術館へ出かけること。ゴルフもたまに楽しんでいるそう

春の叙勲で藤沢市の林塗装店 代表取締役・林澄雄さんが専門工事業の振興に努めたとして旭日双光章を受章しました。
「僕がではなく、日本塗装工業会神奈川県支部の活動が評価されたのだと思います」と穏やかに話します。
林塗装店は今年で創業70年。設立したお父さまもまた、業界の発展に努めたとして過去に黄綬褒章を受章しています。
「子どものころから親の仕事を見ていて、学生の時から手伝ってきて継ぎました。藤沢、湘南で一番になってみたいと思ってやってきましたね」。
その心意気で仕事にまい進し、1997年には湘南塗装工業協同組合の理事長に、2002年には湘南エリアから初めて日本塗装工業会神奈川県支部の支部長に就任。
「ペンキが日本に入ってきたのは約150年前で、建築分野では若い方。だから先輩たちは職人の地位を上げようと取り組み、自分たちもその後をついてきたのです」と、塗装業の地位向上に尽力してきました。
また、NPO藤沢塗装ネットワークを設立し、市民に向け塗装工事の相談なども行っています。
「湘南は太陽と潮風が心地いいとされますが、これらは人間にとって良いものでも、建物には悪いもの。サビやすく、塗装には難しい地域です。だからその分、技術をつけて、気を配って塗らないといけない。地場の業者は地元のことがよく分かっているから塗り方に差が出ます」と、塗装の〝地産地消〟を唱えます。
ペンキの質や塗る方法…。「新しいものも出てくるし、常に勉強。ペンキの話をすると際限ないよ(笑)」と楽しげ。「これからも塗装業界の地位と人材の底上げをしていきたい」。柔らかな笑顔が頼れる親方の顔になりました。
(増田誠子)