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[2018/01/30]

板橋地蔵尊大祭 文化・スポーツ

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地域特派員

Keiko

Keiko

湘南のやさしい風と光を浴びながら 美味しい物や日本文化を楽しむのが好きです。私なりの視点でのんびりと情報を発信していきたいと思います。 おさかなマイスターの資格を持っています。

前日の大雪から一転して快晴。小田原から箱根登山鉄道に乗って
板橋地蔵堂大祭に出かけてみました。
風は強いでしたが 「箱根板橋」駅には大祭に向かう人であふれかえっていました。
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先ずは地蔵尊の由来をご紹介致しましょう。
この地蔵堂は正しくは金竜山宗福院。すぐ近くにある本寺南谷山香林寺が主管しています。
ご本尊は弘法大師の御作「延命子育地蔵大菩薩」で、大座像の腹中に鎮座しています。
地蔵堂

1200年ほど前、弘法大師が北に向かう旅の途中、
箱根地獄谷で一夜を過ごした折に
冠ヶ岳から叫喚(うめき吠え)が毎夜聞こえ、村人も困り果てていると聞き、
一 現世の災難を除き、最上の福を得せめんことを
二 死後の衆生を導き、安楽浄土に生ぜしめんことを
という二大誓願をたて、お地蔵さまを刻み、ご回向したところ
叫喚もやみ、箱根越えの往来も賑わい 村人も豊かさを増して行ったそうです。
その後、香林寺大和尚が弘法大師の二大誓願を西湘一円に広めようと
大座像をつくり、その懐中にご本尊を遷坐して地蔵堂を建立したとの事。
以来、440年・・・人々の信仰が続いていることに感激です。

地蔵尊はこうした因縁が尊ばれ、箱根越えの無事を祈り、また箱根を越えた旅人は
お礼参りに参詣し、東海道五十三次の一大霊場として賑わってきました。

特に1月と8月の23日と24日の大祭は 多くの参拝客で賑わいます。
箱根登山鉄道「いたばし」の駅から 旧道へ。屋台が建ち並び、
いつものお豆腐やさんもパン屋さんも活気づいていました。
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さてと、私もお参りしてみたいと思います!
参道をまっすぐ進み、最初にお花とお線香を求めます。
お線香を中央の香炉にたてて お花は献花台へ
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お堂に入ってお賽銭をいれて 本尊に手を合わせます。
そして「おろー」って何かしら・・・と思ってみていると。
係の方に命日を言っておろー(ろうそく)を求めると
命日と名前を読み上げて 本堂内のろうそくに火をともして下さいます。
(この光景は初めて拝見しました)
IMG_6586さらに並びには 「祈願・供養」のお札を書いてくださるお坊様がいらっしゃいました。
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午後からは大般若祈祷があります。
弘法大師の「現世の災難を除き、最上の福を得せめんことを」の誓願にもとずき
身体健全、家内安全、商売繁盛、心願成就 学業増進、交通安全祈願します。
お坊様のお経の唱え方に特徴があります。
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地蔵尊に祈れば
女人泰産・見根具足・衆病悉除・寿命長遠・聡明智慧
財宝盈溢・衆人愛敬・穀米成就・神明加護・証大菩提
この十徳が得られると説かれているそうです。

本堂の前に すてきな仏様がいらっしゃいました。何だか赤くて親しみを感じます。
十六羅漢の第一の仏様「實頭盧尊者」(おびんずるさん)
「なでぼとけ」と呼ばれ、自分の痛いところと同じ部分をなでると良いそうです。
皆さんがなでているので、ピカピカでした。
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お寺さんのお祭り・・・と言うと何だか堅苦しいかな・・・と思って伺ってみましたが
板橋地蔵尊大祭は、人の心によりそう「温かさ」を感じられるお祭りでした。
この大祭は 1月と8月に行われます。
板橋駅では大祭期間中 少しでも足元に優しくと、階段を上らずにすむ改札をもうけています。

地元の温かさを感じる「板橋地蔵尊大祭」 次回は8月、是非お出かけください。

(一部写真提供 香林寺)

金竜山宗福院 地蔵堂

住所       〒250-0034   神奈川県小田原市板橋566
お問い合わせ先  南谷山 香林寺 小田原市板橋908
電話       0465-33ー7240
HP  http://www.itabashi-jizodo.com/index.html

アクセス   小田原駅より箱根登山鉄道 「板橋」下車徒歩10分

地蔵尊大祭は1月と8月の年2回行われます。