• 最新情報
  • 習いごと

[2015/08/04]

松永記念館「老欅荘」 地域・観光・歴史

しっとりした佇まいに 心が癒されます

この記事をクリップする

  • 地域特派員

地域特派員

Keiko

Keiko

湘南のやさしい風と光を浴びながら 美味しい物や日本文化を楽しむのが好きです。私なりの視点でのんびりと情報を発信していきたいと思います。 おさかなマイスターの資格を持っています。

板橋

小田原から箱根登山鉄道に乗って 一つ目の駅「箱根板橋」
素朴な駅を降りて・・・・。
しばらく歩くと どこからか懐かしい「昭和」の香りが漂ってきます。
この辺りは昔、大きなお屋敷が点在していた場所です。

IMG_1184      IMG_1187


数寄者

この言葉をご存じでしょうか? 簡単に言えば「風流人」ですが
「近代数寄者」と言われる人々は
明治、大正、昭和期の財界人で 特に茶道を愛していた方が多いようです。
「益田鈍行」 「原三渓」と言ったら なるほど!
そこに「松永耳庵」が加わって 「近代三大数寄者」と言われています。

老欅荘 (ろうきょそう)

松永耳庵(本名・松永安左ヱ門)は 電力王と称され 近代・電力会社の基を築きました。
「老欅荘」は 昭和21年、耳庵の隠居所として建てられ、
実際、奥様と共に亡くなるまで過ごされたそうです。

「老欅荘」は耳庵の収集した古美術を収納、展示している「松永記念館」の敷地内にあります。
この趣のある塀の中が「松永記念館」です。

IMG_1290
門を入ると 大きな池が出迎えてくれます。睡蓮の緑がキラキラと飛び込んできました。
少し階段を上った所に老欅荘があります。階段のたもとに「昇り龍」の石塔。

IMG_1198   IMG_1283

 

どっしりと根を張った古い欅。 「老欅荘」の名はこの大木に由来しています。

IMG_1281

階段を上り切ると 趣のある建物が静かにたたずんでいます。

IMG_1240

脇の小さな門からお庭にまわると 緑の中に落ち着いた建物の全景が広がります。

IMG_1218   IMG_1235

つくばい、にじり口を配した 四畳半台目の茶室。

IMG_1242   
IMG_1259

大きな床の間(三畳)を設けた広間。

IMG_1243   IMG_1261

「老欅荘」は近代数寄屋建築の美しさ、すばらしさ、やさしさ
充分に楽しませてくれました。
同じ敷地内にある「葉雨庵」と共に 国の登録有形文化財に登録されているそうです。

この日はとても暑い日でしたが 緑を通りぬける風は心良く、
このまま、大の字になってお昼寝をしたくなるほどに 心が癒されました。

「ここで休んでいかれたら 良かろう・・・」と どこからか耳庵さんの声がしたような・・・

IMG_1266

松永記念館「老欅荘」
老欅荘

松永記念館
住所     小田原市板橋941-1
観覧時間  午前9時~午後5時(午後4時半・入館締切)
休館日    年末年始(12月28日~1月3日)
電話      0465-22-3635
駐車場有り

箱根登山鉄道「箱根板橋」下車 徒歩10分
小田原駅から箱根行きバス「上板橋」下車 徒歩6分
同バス「板橋下車」 徒歩10分

記念館、老欅荘共に 普段は無料。
記念館は特別な展示がある時は有料。

松永記念館各施設は茶会、会合等に使用可能(有料・要予約)

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/corridor/villa/p10009.html