• 最新情報
  • 習いごと

[2016/12/22]

平塚商工会議所 会頭 常盤 卓嗣 さん 生活・経済・教育

不登校などの子どもに“第三の場所”を 音楽・映像を学び社会へ─来年1月誕生

この記事をクリップする

  • 連載コラム

1955年平塚市生まれ。東海大学経済学部卒業。本業は学生服販売の「トキワヤ」。「自分たちにとっては毎年同じ仕事でも、学生服だからお客さんは毎年変わるし、初めてのこと。なので、毎年社内勉強会を開いています。小学生から中学生、中学生から高校生と節目で商売できるのがうれしいですね」

 11月1日、平塚商工会議所会頭に学生服販売店「トキワヤ」代表取締役・常盤卓嗣さんが就任しました。平塚市商店街連合会の会長も務めている平塚生まれ、平塚育ちの商人(あきんど)です。
「平塚は元々工場あってのまちでした。工場で働く人々の家庭があり、そこに商業があった。しかし、今はそのバランスが崩れてしまいました。大型ショッピングセンターもでき、その対応のためにイベントを打っても一過性で活気が続かない。後継者がいないなどの問題もあります」
こうした現状に、「自分の商売は自分で磨いていくしかない。どこでも買える物は大型店へ。なぜその店で買うのか、個性づくりが重要」と説き、来年2月に商店街連合会とともに、〝まちゼミ〟を始めます。
「例えば、刃物屋さんが研ぎ方のコツを教えたり、私は学生服を扱っているので袖だしの方法を紹介したりということを無料で行い、商売を見ていただこうというものです」。顔の見える身近なプロから技や知識を学べる機会は、かつて商店街に見られた交流の姿ともいえそうです。
さらに、「これから相模線の延伸やツインシティの開発を考え、平塚のアクセス手段も増えます。新しい交通事情を考えての提言を行政と県と検討したい。また、厚木や海老名など、ほかの商工会議所とも連携していきたいです」と意欲を見せます。
「商工会議所は今年70周年を迎えました。地域に役立つことが一番の役割。そして、会員にとっては入ってよかったと思える組織でありたい。創業セミナーなども開催していますので、仕事のなんでも相談室として足を運んでもらいたいです。仲間が増えて一緒にまちを盛り上げられたらと思います」
(増田誠子)