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[2014/12/03]

人と人との交流・友情が復興への力に─ 地域・観光・歴史

今月は…しょうなん茅ヶ崎災害ボランティア「TAJ」の活動をリビング編集部員がレポート

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東日本大震災で被災した宮城県南三陸町戸倉地区を支援し、交流この夏、現地からを続けるしょうなん茅ヶ崎災害ボランティア「TAJ (タージ) 」がこの夏、現地から41人を茅ケ崎へ招待し、交流会を開催しました。はるばる訪れた人の中には、 昨年リビング編集部員が現地に同行し、取材した人の姿もありました。湘南での笑顔の交流を紹介します。

8月3日、茅ケ崎・柳島キャンプ場で交流会「南三陸から茅ヶ崎へ〜笑顔の夏再会」が行われました。宮城県南三陸町戸倉地区を支援するボランティア団体・TAJのメンバーら約100人がバーベキューやステージイベントなどを準備。同地区から41人を迎え、互いの再会を喜びました。
昨夏同地区を訪れ、仮設に住む人々との交流イベントを企画・開催した茅ケ崎の高校生17人も現地の高校生6人と再会。同地区の高校2年・三浦貴裕さんは「会えてうれしい。交互に行き来し、まちとまちのつながりにできたらと思います」 と、笑顔を見せていました。
その後、参加者たちはサザンビーチちがさきで花火大会を観賞し、つかの間の〝湘南の夏〞を楽しんだようです。

fukkou_130831_3厳しい現状、 進まぬ移転それでも前へ

南三陸町からの参加者の中には、昨年現地でリビング新聞が取材し、紙面に登場してくれた人の姿もありました。
津波に巻き込まれた体験を語ってくれた漁師・三浦勝夫さんは、 「漁業のまちですが、船なし、後継者なしで、釣り船は少ない状態です」と、まだまだ厳しい現状を話します。しかし、 「震災前と同じ船を6月に造りました」と懸命に前に進もうとしています。
「ホテル観洋」の語り部バスでまちを案内してくれた渡邊陽介さんは、「高台移転の話が出ていますがなかなか進まず、家を建てるか迷っています。でも、娘は3歳に、震災後に生まれた息子も1歳になりました」と少しほっとした様子も。
TAJ代表の久我真さんは「今後も継続した支援活動を通じて〝風化させないこと〞 〝東北の人に笑顔を〞を目指して一歩一歩進んでいきたいです」と言います。
震災以降、顔の見える支援を続けてきたTAJと南三陸町戸倉地区の人々との間には、支援を超えた交流・友情がはぐくまれ、互いに笑顔をもたらしているようでした。心の交流はこれからも続きます。
TAJの活動詳細や参加希望者はウェブで。
http://taj2011.com