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[2016/08/10]

そうだ、浴衣着よう 前編 ファッション・美容

こあり、ひと夏の経験編

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地域特派員

こあり

こあり

食べ歩き好きが高じて1人でどんなお店にも入れる ” おひとりさま上手 ” に。趣味はイラスト、パッチワークキルト、ハワイアンキルト、クラフトバンド、ビーズアクセサリーなど超インドア。両方の利点を活かせる記事を模索中!

今年の夏は 浴衣の着付けにチャレンジ!

こんにちは、こあり です。

そもそも着物も浴衣も着たことがない私が、今年の夏、故あって初めて浴衣の着付け をしなければならなくなりました。

web上の動画を見れば着付けはできそう…でもやっぱり細かいことが分からない!
着物や浴衣に詳しい知人もおらず、今年の夏はひたすら呉服屋さんや量販店の浴衣コーナーで、浴衣について相談しまくっていました。

この夏、私が経験した 初心者 (=私) の素朴な 疑問と 、それに対するプロの方の回答への 「へぇ~そうなんだ!」 をいくつか紹介してみたいと思います。
少しでも、同じような疑問をお持ちの初心者さんのお役に立てるといいな

そもそも 浴衣の足元 には何を履く?

 呉服屋さん(男性店員):
「 浴衣には下駄 で、下駄は素足で履くもの です 」

下駄なんですね!でも、素足だと足が痛くなりませんか?なにか履いたりは?

 「 浴衣には裸足で下駄です。それ以外はあり得ませんよ 」

 別の呉服屋さん(女性店員):
「 浴衣には下駄 、着物 には草履 が原則です。
足袋は草履の時に履くもので、下駄は素足で履きます 」

素足だと痛くなる場合はどうしたら良いですか?

 「 踊りをする方は 浴衣に足袋と草履 という場合もありますが、それ以外で浴衣に足袋というのは履きませんね。
最近の若い方はレース足袋という物を浴衣に合わせたりもしますが、足元だけ白い柄が妙に浮き上がってしまうので、私はお勧めしません 」

 「 下駄は、一般的な靴のように足がきっちり下駄に乗る状態で履くものではありません。
 かかとが下駄より 指1~2本分 出た状態で履くのが ” 粋 ” とされていて、男性だともっとかかとを出すこともあります 」

こんなイメージです

こんなイメージです

実は売り場で試し履きをすると、どの下駄も縦幅が小さめで足が微妙に出てしまい、もしかして履ける
下駄がない!?と焦っていたので、その状態が下駄としては普通なのだと分かって安心しました!

 量販店・浴衣コーナー店員さん(女性):
「 確かに下駄はかかとを出して履くのが ” 粋 ” とされていますが、そうなると普段の靴とは勝手が違って歩きにくいですよね。
怖かったら 無理 をする必要はなく、 足がぴったり納まる下駄を履いてもいいと思いますよ 」

そうなんですか!?結局は自分の好みで良いということでしょうか!?
ところで、足の痛み対策は何かありませんか?

「 足が痛くなるのは鼻緒と指が擦れるせいなので、まず 靴を履くような要領で足を前方に置きすぎない ようにします。
鼻緒と指の間を少し空けてゆるめに履くんですね。
滑りを良くするため 親指と人差し指の間にあらかじめ 絆創膏 を張っておく、鼻緒の裏側 にパウダーを塗っておく などすると良いですよ 」

非常に現実味のあるアドバイスで、試してみる価値がありそうです!

ちなみにweb検索:
下駄もいいけど サンダルがトレンド! みたいな論調が検索トップにわんさか出てきます。

web情報も含め、聞く相手によって様々な意見があって興味深いですね!

「背縫いが 背中 の中心 にくるよう着付けます」

着付けの説明に必ず出てくる 『背縫い』
背中の真ん中、上から下まである縫い線のことで、この縫い目が背中のちょうど中心に来るよう着付けを行うのがセオリーのようです。

201608-01

背縫い参考写真

でも、背縫いの位置が絶対とすると、スレンダーな人だと左前身頃が背中側まで回ってしまうし、逆にふくよかな人だと左前身頃が右脇に届かなくなる。
左前身頃の終わり位置は人によってズレていてもいいってことかな?

 量販店・浴衣コーナー店員さん(女性):
「 背縫いが背中の中心になるように、というのは主に帯から上のことで、帯から下は多少ズレていても構わない んですよ 」

ええっ、そうなんですか!?

「 帯から下はやはり 左前身頃の端がきちんと右脇にくるようにした方がキレイ なので、細い方だと下半身の背縫いは右寄りに、ふくよかな方だと左寄りになります。そういう方、よく拝見しますよ。
上半身の背縫いは、きちんと中心に合わせましょう 

上半身 と下半身 の背縫いの位置をずらすという 高等テクニック
言葉で聞いただけでは、着付け時にどういう状態になるのか想像するのが難しかったですが、
後姿より前姿の方が重要ってことですよね(考えてみれば当然か)。

webだけ見ていると 背縫いの位置は絶対! みたいな書き方ばかりなのですが、やはり現場のプロの意見は聞いてみるものですね。
浴衣の場合はもっと柔軟に考えてもいいようです。

いちばんの難関?帯結び!

手軽に入手できる浴衣は、あらかじめ蝶々結びのように形造られた部分を帯に差すタイプの 『作り帯』 がセットになった物が主流になっています(前段の赤い帯が作り帯です)。

作り帯は、帯の結び方が分からない初心者にとっては本当に便利で重宝する物ですが、我が家はいろいろ悩んだ挙句、作り帯と自分で結ぶ帯の両方を入手してみました。
そしてwebで結び方動画を見ながら文庫結び (最も基本的な帯の結び方) を練習。
その結果…初心者かつ不器用な私でも、文庫結びならなんとかこの程度までできるようになりました(下記写真参照)

この程度じゃダメですか…?(汗)

この程度じゃダメですか…?(汗)

恥を忍んで載せてます!こんなかんじで許して!

世のお母様方、  「帯なんて結んであげられるわけがない」 とはなから諦める前に、
機会があれば自分で結ぶタイプの帯も試してみることをお勧めします。
きっと、 想像より簡単にできる と思いますよ!

ちなみに、当初は見た目の区別などつくはずもなかったのに、結び方の練習に励んだ結果、今では作り帯か結んだ帯かが一目で分かるようになってしまいました(笑)

若いのにちゃんと帯結んでるんだ~自分でやったのかな、お母さんかな?
あの結び方かわいい!どうやって結ぶのかな~などと思いを巡らせながら
街行く浴衣姿の方を見るのは、楽しいものです

進化が止まらないのは 浴衣ならでは

元々『寝巻き』である浴衣は、着物と違ってあまり堅苦しく考える必要のない” 敷居の低い和服 ”です。
自由度が高いので、様々な装飾小物や浴衣サンダルなどがどんどん出てきて、進化が止まらない感がありますよね。

とはいえ、やはり ” 浴衣を着るときの基本 ”  を知っていてこそ、TPOや年齢に合った自分なりのアレンジが楽しめるというものかなと、この夏いろいろ調べてみて感じました。

ちなみに今回ご紹介した初心者Q&Aは あくまで浴衣について です。
浴衣と着物は全く別物 で、着物には別のかっちりしたルールがあるようですので、混同なきようお願いします!

次回 は、浴衣に合わせた 小物を手作り しちゃいます